夏休みの宿題によくある読書感想文、苦手でいつまでたっても書けないー!という方は多いのではないでしょうか。
そんな私も読書感想文が苦手でした。どう書き始めればいいのかも、何を書けばいいのかも、どう終わればいいのかも、全部が全部さっぱりわからなかったんですよね。そして、結局9割以上を本の「あらすじ」で埋めて、数行だけ「感想」という悲惨な状態に!
そんな私が、苦手な人でも書ける読書感想文の書き方を研究したので、書き方や書き方のコツをまとめようと思います。
ということで、今回は
- もう時間がない!短時間で読書感想文を書くときの書き方
- 感想がない場合どうすればいいのか!感想を書くためのコツ
の2つをご紹介します。
これらは小学生から中学生/高校生まで参考にできると思います。
もう時間がない!短時間で読書感想文を書くときの書き方
時間がないときは、文章の構造を決めて書いてしまうと早く書き上げることができます。何から書こう?次に何を書こう?と考えてしまうから時間を消費してしまうのであって、書き始めはコレ、次はコレというように文章の流れが決まっているととても書きやすくなります。
短時間で読書感想文を書くときのおすすめ構造は、
- 本の概要:この「○○」という本は、~。
- 印象に残ったシーン:この本を読んで特に印象に残ったシーンは、
- そのシーンを見てどう思ったか:このシーンを読んで思ったことは、~。
- 項番3の補足 or 本全体としてどう思ったか
- まとめ
です。
割合としては、項番1から4までが25%ずつ、加えてまとめ1~3文がよいと思います。項番4は項番3とまとめてしまっても構いません。ただ、項番3を書くだけでは文字数が大幅にたりない場合は、付け足す必要が出てきます。
感想がない!感想を書くためのコツ
読書感想文が苦手な方がとくに悩むのが「感想」の部分、上で紹介した構造だと項番3と4の部分だと思います。「すごいなーいい話だったなーとは思ったけど、読書感想文に書くほどのことは思わなかった。」ということは、苦手な人にとってよくあります。
ここでは感想を書くためのコツをご紹介します。
最も感想が書きやすい流れは、「今まではこう思っていた、でもこの本を読んでこういうことに気付いた。」というパターンです。
例えば、項番3の「そのシーンを見てどう思ったか」については、
- 主人公が勇気をもってチャレンジした場面だと、チャレンジしてもどうせ無理だと思っていた自分に気付いた
- 主人公が貧しく苦労していた場面だと、あたりまえだと思っていた幸せに気付いた
- 主人公が仲間に助けられた場面だと、自分にも多くの人に支えられていることに気付いた
- 主人公の生きていた時代が今とは異なると、今このような考えを持っている人が少ないことに気付いた
という流れに繋げることができます。
項番4については、
- 項番3を引き延ばすパターン:「しかし、チャレンジすることはなかなか難しいと思います。」「この考えは、いつごろからなくなったのだろう~」など。
- 本全体を通して学んだこと、学んだことを今後にどう生かしていきたいのかを書くパターン:「この本の登場人物はみんな全力で生きていました。私も~」など。
などを書くと文字数が稼げます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、
- もう時間がない!短時間で読書感想文を書くときの書き方
- 感想がない!感想を書くためのコツ
の2つをご紹介しました。
是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。