今回は、2003年「負けの組の星」として人気を集めた「ハルウララ」についてです。
ハルウララの通算成績は、113敗0勝。
一度も勝てないまま、2004年のレースを最後に姿を消しました。
そんなハルウララは、現在どこで何をしているのでしょうか?
今回は、現在の馬主やハルウララの消息について調査しました。
連勝連敗の競走馬「ハルウララ」
まずは、ハルウララの復習です。
出典:http://rha.or.jp/news/2014/07/post-79.html
生年月日:1996年2月27日
生まれた場所:北海道三石町歌笛(現・新ひだか町三石歌笛)にある信田牧場
血統:父ニッポーテイオー、母ヒロイン、母父ラッキーソブリン
ハルウララ、実は血統はそんなに悪くありません。
ただ、小さい時から小柄で、性格は臆病でわがまま。
さらに飽きっぽいという競走馬に向かない馬でした。
セリにかけても買い手が付かず、信田牧場が所有し、競走馬になりました。
そして、高知競馬でないと勝負にならないという理由から、高知競馬でデビューし負けを重ねていくことになります。
ハルウララの現在は?消息を調査
ハルウララが引退してから、10年以上たちます。
ハルウララは現在どこで何をしているのでしょう。
それでは、引退後のハルウララ経歴を見てみましょう。
2006年10月:千葉県勝浦市の保養施設「ブルーベリーヒル勝浦」で引退競走馬の再利用とセラピー活動を目的として馬主が設立したNPO団体でセラピー活動。このときのハルウララの馬主は、エッセイストの安西美穂子さん。
2009年夏:繁殖牝馬として北海道日高町に移送。ディープインパクトとの交配計画も報道されましたが、高額な種付け料のため実行されず。
2013年4月頃:安西さんは千葉県御宿町にあるマーサファームにハルウララを預託。しかし、同牧場の関係者によると、半年ほどすると預託料が支払われなくなり、安西が牧場に姿を見せることもなくなる。そして、最終的にハルウララの所有権は放棄され、マーサファーム側(ハルウララの余生を支援する「春うららの会」)に移った。
マーサファーム・春うららの会とは?
マーサファームは、月の預託料86,400円(税込)を払うことで馬を預かってくれるところです。
そして、春うららの会は、預託料が払われなくなったハルウララのためにマーサファームが設立した会で、一口3000円からハルウララのための寄付を募っています。
春うららの会のサイトには、ハルウララについて以下のように記載されています。
ここに初めてやってきた時のハルウララの印象は「気が小さいのにエラそうな馬」でした。 小さな音や物に飛び上って驚いたり、1頭では寂しがってビービー鳴いたり、かと思えば、人には強気に怒ってみたりと、何かと騒がしい馬でした。
ここに来て一年が経ちました。この一年で彼女は随分落ち着くようになりました。もうガムシャラに走らなくていい、もう強がらなくていいとわっかったのでしょう。
出典:https://mf-urara.jimdo.com/
まとめ
今回は、ハルウララの消息について調査しました。
内容をまとめると、
・「負けの組の星」ハルウララの現在の所有者は「春うららの会」
・ハルウララは、マーサファームにいる
です。
最後までお読みいただきありがとうございました。